Figma でレイヤー名を一括変更する方法 — リネーム機能で連番・置換も

Rectangle 1『Frame 23』みたいな自動でつけられた名前が大量にあって整理したい」「同じ単語をレイヤー名から一気に消したい」「連番を振り直したい」— レイヤー名の整理は手作業だと骨が折れますが、Figma には標準でレイヤー名を一括変更できる「Rename Layers」機能があります。プラグインを入れなくても、まとめてリネーム・名前の置換・連番付与まで対応可能です。

本記事では、リネーム機能の開き方 → 名前の一部を置き換える → 連番を振る → フレーム名の変更 までを順に説明します。最後に、Adobe XD から移行したファイルの自動生成された名前を整理するコツもまとめました。

まず覚える入り口

整理したいレイヤーを複数選択して、Cmd + R(Mac)/ Ctrl + R(Windows) を押すとリネーム用のモーダルが開きます。右クリック →「Rename」でも開けます。あとは名前を入れる、一部を置換する、連番を振る、を選ぶだけです。

この記事で得られること

  • 複数レイヤーをまとめてリネームする基本操作
  • 名前の一部だけを検索置換する方法(Match / Replace)
  • 連番(昇順・降順)を振る方法
  • フレーム名の変更方法
  • XD から移行した自動生成された名前を整理するコツ

✏️ リネーム機能を開く(Cmd/Ctrl + R)

レイヤー名の一括変更は、標準の Rename Layers 機能で行います。

  1. リネームしたいレイヤーを選択する。 キャンバス上、またはレイヤーパネルで、対象のレイヤーを複数選択します。
  2. リネームモーダルを開く。 Cmd + R(Mac)/ Ctrl + R(Windows)を押します。レイヤーパネルで右クリック →「Rename」でも開けます。
  3. 新しい名前を入力する。 全レイヤーを同じ名前にしたいなら、そのまま名前を入力します。左側に更新後の名前のプレビューが表示されるので、確定前に結果を確認できます。

プレビューで確認してから適用

Rename Layers モーダルは、入力に応じて適用後の名前を左側にプレビューします。連番や置換を組み合わせると結果が分かりにくくなりがちですが、プレビューを見ながら調整できるので安心です。意図どおりになっているか確認してから適用してください。

🔍 名前の一部を置き換える(Match / Replace)

「名前を全部変える」のではなく、名前の一部だけを置き換えたいときは、モーダルの MatchReplace を使います。

  • Match: 名前の中で更新したい部分を指定します。
  • Replace: その部分を何に置き換えるかを入力します。

たとえば Icon/HomeIcon/ 部分を Image/ に変えたい場合、Match に Icon/、Replace に Image/ を入れると、Image/Home に置き換わります。名前全体ではなく一致した部分だけが変わるので、共通の接頭辞・接尾辞をまとめて直すのに向いています。

正規表現も使える(応用)

Rename Layers モーダルは正規表現(Use Regular Expressions / Advanced)にも対応しています(JavaScript の正規表現記法)。たとえば Icon_003003_Icon のように名前の構造そのものを並べ替えるといった高度な置換ができます。単純な置換で足りないときの選択肢として覚えておくと便利です。

🔢 連番を振る(Number ↑ / ↓)

複数のレイヤーに連番を振りたいときは、モーダルの連番ボタンを使います。

  • Number ↑: 昇順(1, 2, 3…)の数字を付与します。
  • Number ↓: 降順(…3, 2, 1)の数字を付与します。
  • 開始値も指定できます(昇順の開始値 / 降順の停止値)。

名前のテキストと連番を組み合わせれば、Card 1 Card 2 Card 3… のような連番付きの名前を一気に作れます。並び順は選択順やレイヤーの並びに従うので、思った順にならないときは選択し直してから適用してください。

🖼️ フレーム名を変更する

フレーム名も同じ要領で整理できます。

  • 複数フレームをまとめて: フレームもレイヤーの一種なので、複数選択して Cmd/Ctrl + R で Rename Layers モーダルから一括変更できます。
  • 単一フレームだけ手早く: キャンバス上のフレーム名(フレーム上部に表示される名前)をダブルクリックすると、その場で名前を編集できます。1 枚だけ直したいときはこちらが速いです。
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🔌 さらに高度なリネームはプラグインで

標準の Rename Layers でほとんどのケースはまかなえますが、もっと細かい制御が必要なときは Community のプラグインも選択肢になります。

  • 接頭辞・接尾辞の一括付与(標準の連番・置換だけでは届かないパターン)
  • 名前リストからの一括適用(用意した名前一覧をレイヤーに割り当てる)

こうした高度な用途では専用プラグインが便利ですが、まずは標準の Rename Layers で足りるかを試すのがおすすめです。連番・置換・正規表現まで標準でカバーできます。

🔄 XD から移行したレイヤー名を整理する

Adobe XD から移行したファイルでは、レイヤーやグループに自動生成された名前Group 5 Rectangle 12 など)が多く残ることがあります。そのままでも動作はしますが、後の作業効率のために整理しておくと扱いやすくなります。

  • 移行直後に Rename Layers でまとめて整理すると、命名規則をそろえやすくなります。
  • まずは元の構造(レイヤー・グループの階層)が保たれた状態で移行しておくことが前提です。構造が崩れていると、リネーム以前に組み直しの手間が増えます。

移行手段を選ぶ際は、レイヤー・グループの構造をそのまま Figma に変換できるものを選ぶと、移行後の整理がスムーズです。移行作業全体の進め方は XD → Figma 移行プレイブック にまとめています。

💬 よくある質問

Q: Figma でレイヤー名を一括変更できますか?

できます。標準の Rename Layers 機能です。複数レイヤーを選択して Cmd + R(Mac)/ Ctrl + R(Windows)を押すか、右クリック →「Rename」でモーダルを開き、新しい名前を入力します。

Q: 名前の一部だけを置き換えたいです。

モーダルの Match に置き換えたい部分、Replace に新しい文字を入力します。一致した部分だけが置き換わるので、共通の接頭辞・接尾辞をまとめて直せます。より複雑な並べ替えは正規表現(Advanced)も使えます。

Q: レイヤーに連番を振るには?

Rename Layers モーダルの Number ↑(昇順)または Number ↓(降順)を使います。開始値も指定できます。名前のテキストと組み合わせれば Card 1 Card 2… のような連番付きのレイヤー名を一括で作れます。

Q: フレーム名も一括で変えられますか?

変えられます。フレームもレイヤーの一種なので、複数選択して Cmd/Ctrl + R で一括リネームできます。1 枚だけなら、キャンバス上のフレーム名をダブルクリックしてその場で編集する方が速いです。

Q: XD から移行したらレイヤー名がバラバラでした。

XD 由来の自動生成された名前(Group 5 など)が残っている状態です。移行直後に Rename Layers でまとめて整理すると命名規則をそろえられます。まずはレイヤー・グループの構造を保ったまま移行しておくことが前提です。

🎯 まとめ

レイヤー名の一括変更は、標準の Rename Layers 機能だけで一通りの対応が可能です。本記事の要点は次の 4 つです。

#やりたいこと使う機能
1まとめてリネーム複数選択 → Cmd/Ctrl + R
2名前の一部を置換Match / Replace(正規表現も可)
3連番を振るNumber ↑ / ↓(開始値指定可)
4フレーム名複数 = 一括リネーム / 単一 = ダブルクリック

まとめてリネームは Cmd/Ctrl + R、一部の置換は Match / Replace、連番は Number ↑ / ↓。この 3 つを押さえれば、レイヤー名の整理で迷いにくくなります。フォント・色・テキストスタイルの一括変更とあわせて、命名の整理も標準機能で効率化できます。そしてファイルのベースが Adobe XD で作成されたものなら、レイヤー・グループの構造を保ったまま移行することが、整理をスムーズにするいちばんの近道です。

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